タクシー運転手はチップがもらえるお仕事なのは本当?

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タクシー運転手は、日本では唯一チップを頻繁にいただける職業だと思います。

「お釣りはいらないよ!コーヒーでも飲んでよ」といったものから、万札をポケットにねじ込まれたこともあったり。

現金以外にも、飲み物や食べ物、食事を奢ってもらえることもあったりします。

どんなケースがあったのか紹介します。

目次

塵も積もれば山となる

チップなので、圧倒的に現金でいただける割合が多いです。

近距離でのご利用のとき

料金が千円未満のちょい乗りのときに、千円札を出して「お釣りはいらないよ!とっておいて」のパターンが一番多いかも。

こういうときは運賃が安ければ安いほど、ありがたいです(笑

現在のメーター運賃で最安なのは、割引して450円です。

このケースだと、550円のチップ。かなり嬉しい額です。

970円というメーター料金もあるので、この場合は30円。

嬉しいけど、ちょっと残念です。

ポチ袋を持ち歩いて、毎回タクシーに乗るたびに運転手に500円を渡すお婆ちゃん

通院や、買い物にタクシーを利用するお婆ちゃん。

乗るたびに、用意したポチ袋に500円硬貨を1枚いれて運転手に渡してくれます。

品のいい、身なりもしっかりとした方です。

もちろん、運転手に大人気のお客様です。

道を間違えて遠回りをしたのにチップがもらえたケース

タクシーに乗り始めて間もなくの話。

まだまだ新人(といっても中身は53歳)のときで、道を確認しながら走ったはずなのに間違えた。

「すいません、ここから先は自分が払います」と遠回りをした分だけ自腹をきるつもりでいました。

そしたら、「いいよ、いいよ、これからいっぱい仕事して道を覚えておくれよ」と怒りもせず。

2千円ちょいのお仕事でしたが、万札を出して「お釣りはとっておいてよ、おいしいもの食べて元気に働いておくれ」と。

そんなことあるの?って感じですが、あったのです。

遠回りをして高くなった運賃を払って、さらにお釣りはいいよ!ですよ。

神様みたいなお客様でした。あ、いや住職さんでした。

投げやりに万札をポケットにねじ込まれたケース

夕方17時くらいでしょうか。

無線がなって、とある焼肉屋さんにお迎えに行ったときのことです。

中からでてきたのは、力士さん。いや、力士とはいっても全然小柄だし、大きくもない。

どちらかというと、付き人さんみたいな感じの方。

何が悩みなのかはわからなかったのですが、車内でずーっと愚痴みたいなことをこぼしていたのは覚えています。

何を愚痴っていたのか、全然聞き取れませんでしたけどね。

その力士さんの部屋に到着したら、「俺のこと、忘れないでくれよな!」と、おもむろに筆者の胸ポケットに万札をねじ込んで降りてしまいました。

もちろん、メーター料金は別途お支払いをしたうえで、です。

え、いやあなたのお名前は?・・・。はい、わからずじまいでした。

でも言われたとおり、この出来事は忘れられないケースになりました。

お金以外の飲み物、食べ物をいただくケースも

お買い物でタクシーを利用する高齢者や身体の不自由な方がいます。

コンビニやスーパーで買い物をした時には、菓子パンやコーヒーを運転手用に買ってきて「これで休憩して!」と手渡してくれるお客様が意外と多いです。

夏の暑い日にいただいたヤバい食べ物。

いつだったでしょうか。夏の暑い日でした。

自宅に帰る途中のコンビニに寄って買い物を済ませた女性のお客様。

「暑いからこれでも食べてね!」といただいたのが、ガリガリ君。

これは、やばい。

お客様をご案内中に食べるわけにもいかないし、溶ける前に食べないと大変なことになります。

ご案内先がそのコンビニから近い場所だったので、急いでご案内をして、安全な場所探して停車、急いで食べた思い出があります。

ガリガリ君だけに頭が「キーン」としたのはいうまでもありません。

しゃぶしゃぶランチを奢ってもらう

このケースは筆者の体験ではありません。

ほぼ毎日、会社に出勤するのにタクシーを利用する会社の会長さんがいます。

ある日、会社ではなく、少し離れた病院まで送ってあげたそうです。

帰りも利用するから、そのまま待っててくれと言われて待っていたそうです。

病院からでてきた時にはちょうど昼時。

「お昼ご飯を一緒に食べよう」と言われ、連れて行った先が松阪牛の高級しゃぶしゃぶ料理店。

そこで、ランチをご馳走になって帰ってきたそうです。

もちろん、メーターは病院で待っている間も、食事をしている間も回しっぱなし。

とても、うらやましいケースですね!

まとめ

最近は、支払い方法がキャッシュレスが主体になってきて、チップをいただけるケースが少なくなってきました。

とはいえ、キャッシュレスでのお支払いにも関わらず、別途チップを渡してくれるお客様もまだまだいます。

配車アプリでもチップを運転手に渡すことができる仕組みもあります。

おもしろいですよね。なぜタクシーだけにそういう文化があるのでしょうか。

それだけ、人が「移動をする」ということは、生きていく、生活をしていくうえで、とても重要なことなんでしょう。

  • 気持ちよく、乗車できた
  • 一緒に乗ったお子様への対応が良くて嬉しかった
  • いつも近いところだけど、親切にしてくれてありがとう
  • 応援してるよ!
  • 毎日、本当に助かってるよ!

運転手として仕事をして、感謝されてお礼のチップがいただける。

仕事にもやりがいが出るし、接客もがんばろうって思えますよね。

タクシーの運転手は、嫌なお客様にあたって、つらいこともあったりしますが、頑張ったぶんだけ、いいこともたくさんありますよ。

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